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夢はフードコーディネーター。えりなさんのこだわりInstagram

フードコーディネーターになることが夢だと語るえりなさん。Instagramには、カフェで撮った素敵な写真...かと思いきや、実は自宅で作ったという手料理がずらり。彼女が支持される背景には、Instagramへのこだわりと夢への強い想いがあった。

スタイリングの美しさにカフェで撮影した写真と見間違える人も多いという、えりなさんのInstagram。中でも人気の高い「おうちパフェ」の写真には時に4000ものいいねがつく。
Instagramを始めたのは5年前。
「周囲で流行っていたので『私もやってみよ〜』という軽い気持ちで始めました。でもお家で作ったご飯の写真を載せているうちに褒められることが増えて。人生で仕事以外のことで人から褒められたことなんてなかったので、すっごく嬉しかったんです」

https://www.instagram.com/p/Bms3BB2hi68/
フォロワーが一気に1000人近く増えたという桃パフェ。桃を丸ごと使った贅沢なパフェは多くの人を惹きつけた。

なにからなにまでこだわり尽くめのInstagram 

「誰かに褒めてもらえることが嬉しい」と謙遜して語るえりなさん。しかし、Instagram投稿へのこだわりは人一倍だ。一つ一つの投稿だけでなく、全体のバランス感にも気を配る。
「外食の写真が何枚も続くとギャラリーの統一感に欠けてしまうので、外でのごはん(の投稿)1回に対し、おうちごはん(の投稿)2回という決まりを作っています。統一感には特に気を付けていて、1枚の写真の中でも色味を統一するために、部分的に彩度を調整しています。Snapseedという写真加工アプリがお気に入りです」

https://www.instagram.com/tv/BuqrgxkB-w6/
独自の画像加工方法を紹介した動画は再生回数1.9万回を突破した。

普段は会社員として働く。フルタイムで勤務しながら、投稿する料理を作ったり写真を撮ったり、PR投稿の文章を考えたり。仕事とのバランスはどのように取っているのだろうか。
「写真は土日に撮り溜めることにしているので、仕事との両立はそんなに大変じゃないですよ。でもキャプションの文章は何を書こうかすごく考えるので大変かも。私、関西人なのでオチを探しちゃうんです(笑)面白いことを言いたい欲求が強いので、そういう意味ではキャプションに時間をかけているもしれませんね。フォロワーの方から『写真と文章のギャップが面白い!』と言われたこともあって。それはすごく嬉しかったですね」

https://www.instagram.com/p/BwuLfAlBX7E/
洗練された写真と親しみやすいキャラクターのギャップが魅力。

時には「映え」だけじゃない写真も

おうちパフェ。えりなさんの作る料理の中でも特に人気の高いスイーツだ。『#たおパフェ』という独自のハッシュタグをつけて紹介されるパフェは、プロ顔負けの華やかさとボリューム感。
「パフェは季節のフルーツを使って作ることにしています。なので、毎年同じ時期に同じパフェを作ることになるんです。『#たおパフェ』と検索して、去年の今頃作ったパフェを見返したり。これまで自分が作ってきたパフェを眺める時間が好きですね」

初心者にとっては憧れるものの、自宅で作るにはハードルが高そうに思えるおうちパフェだが...
「そんなに難しくないですよ。このいちごのパフェで言うと、薄めにいちごをカットして水切りヨーグルトで後ろから押さえています。...と言ってもやっぱり失敗しちゃうこともあるんです。そんな時はあえて『Instagramの裏側』と題してストーリーに失敗画像を載せてみたり(笑)完璧じゃない素の自分を見せることで親しみやすいInstagramにしようと思っています」

https://www.instagram.com/p/By2Ufz9ng56/
「絵になる一枚」からは分からない舞台裏を見せられるのもえりなさんの強み。

Instagramから広がる夢とつながり

フードコーディネーターとして活躍することが夢だと語るえりなさん。Instagramを通じて徐々にお仕事も増えているという。
「フードコーディネートの仕事に声をかけてもらったりと、少しずつですが夢に近づいているなという気がしています。kitchenSTAR(cookpadTV主催・料理の魅せ方にこだわったプロ資格)の講師として登壇した際もすごく楽しくて。『こんなこともしてみたい』とさらに夢が広がりました。Instagramを通じて友達が増えたり、旧友とのコミュニケーションがもっと豊かになったり。私にとってInstagramは人と夢、人と人を繋いでくれる架け橋のような存在です」

おっとりと、だがしっかりと自分の言葉で夢を語るえりなさん。今後、チャレンジしていきたいことは?
「普段は和食をよく作るんですが、Instagramにはあまり色映えしないものが多くて載せるのに躊躇しちゃうんです。『インスタ映えする和食』を作れるようになりたいですね!」

えりな●香川県出身。会社員として働く一方で、企業からのフードスタイリングの依頼にも応えて活躍中。手料理や旅行先でのフォトジェニックな写真を投稿するInstagramは、現在1.5万人のフォロワーを集める。kitchenSTAR0期生。